銭湯ロマン 阿佐ヶ谷 亀の湯

JR中央線阿佐ヶ谷駅徒歩10分。
この銭湯の入り口をのぞくと、車いすの人用のためかスロープと手すりを作ってある
のは珍しいと思った。自動ドアが開くと、すぐ目の前に傘置き場があるのに驚いた。
左手にフロントがあり銭湯券を渡す。フロントのまん前は、テレビ付きのリラックス
エリアになっている。男湯の暖簾をくぐると、すぐ右手に姿見がある。姿見の後ろが
洗面所になっている。右手の壁沿いにロッカーが並んでおり36ある。ロッカーの
上が物置みたいになっており美観が損なわれている。左手の女湯との境目が板
で少し殺風景であり、前にテーブルが置いてある。そして中央には少し小さめの
テーブルに新聞、スポーツが置かれ、そのテーブルを囲んで長椅子が置かれている。
浴場に入ってみると、まず立ちシャワー、そしてサウナがないのに気付く。だからで
あろうか広々とした感じを受ける。左の女湯との境に、シャワー&カランが8組、
そしてシャワーのないカランだけの列が2列あり、上部には三角型の鏡が付いて
いるものが6+6と6+6ある。いちばん右にはカランシャワーが8組である。天井は
本当にそういうのか知らないが、東京式2段天井である。壁絵はちらっと見ると
谷川の景色しか見えないので、富士山なしかと思ったが、女風呂の方向を
見てみると、富士山の頂上が、女湯との境目に見えた。
浴槽に目を転じると、右手の壁に接して、広い浅い湯が在り、いちばん右の部分
にバイブラがあり、中央に3点の座風呂マッサージ付きがあるが境目がない。
その左隣の深い湯は、面積は浅い湯の半分くらいである。この日は入浴剤が
入っていると見えて、湯が緑色であった。ここの湯は熱い、そしてぬるいと
思ったら番台に届けてくれという書状があり、湯の熱さにこだわりを持っている。
典型的な、装飾性があまり感じられない、銭湯機能追及の風呂である。昔の
銭湯はこうであったように思う。今日も止まらない汗に、肌を外気を触れさせると
気持ちが良いこと、いいこと。500mlの缶ビールがおなかに吸い込まれたのは
あっという間であった。杉並全34個所巡礼おわる。