銭湯ロマン 成宗湯(杉並)

丸ノ内線南阿佐谷駅徒歩8分。フロントで銭湯券を渡し、左側の風呂に入る。
ここ成宗湯は、週替わりで男女の風呂を入れ替えるみたいだ。
この銭湯は2回目なのだが、2回とも華やぎの湯で、サウナがない方だ。
脱衣場は女湯との境目に大鏡が無く、板仕切りだけで殺風景である。
その仕切りの手前にマッサージチェア、そして右手にソファが一つ有る。
そして、四駆、トレーラーバイクなどの大きな模型が飾ってあるのが目新しい。
しかし、浴場に入ると評価は一変する。左手に50インチもあろうかと思われる
大画面のテレビが浴槽側を向いている。浴槽は逆L字型に並んでいる。
そして一番手前から39度のぬるめのジャグジーがあり、次に2組の
マッサージ付きの寝湯がある。ジャグジーも、寝湯も本日の湯であるイチゴの
入浴剤が入っており、ワインレッド色である。寝湯の向こう隣はシルクタッチの
湯で、白く濁っていて、効き目がありそうだ。そして、シルクの湯の向こうは
浴場の角に当たり、電気風呂で苦手なのだが、挑戦してみた。どうも腕を
両方とも入れると、ピリピリがきつい。右隣には熱い湯がボタンを押すと出て来る
浅く広めの湯があり、その隣にはボディマッサージとヒップアップバスのボタンがあり
ボタンを押すと強烈なバブルが身体を打った。
洗い場は低い通常のカランとシャワーが6と6有り、高い位置にある物は、
7組でカランがタイル床から50㎝くらい、シャワーの位置が1.6mぐらいと高い。
そして右手角に全身ボディシャワーがあり、いたせりつくせりである。この浴場は
東京式二段天井や壁は白と水色で塗られ、富士山はない。
風呂で満足して出て来ると、やはり脱衣場の殺風景さが気になる。
あまりに微温湯のジャグジーが気持ちよかったので、長湯をしてしまった。
今日も、缶ビールを飲みながら、商店街を冷やかして歩く。気持ちがいい。