少しオカルトな身近な話
すこし奇妙な話だが、8年程前、今の住まいに住んでから、
昼日中は、地震や近くに工事とか無いのに、しばしば
本棚がカタカタと音を鳴らせつつ小刻みに揺れたりした。
気づいたときは盛り塩等したが、その現象は続いた。
毎夜中になると、ラップ現象が有り、蛍光灯の傘がパキッと鳴ったり、
天井が乾いた音を立てて鳴る現象が続いてきた。
電気を消すと余計大きな音がするので、時々蛍光灯をつけた。
時たまには、大きな音に目が覚め、なかなか眠れないこともあった。
多分、乾燥しているからそういう音が鳴るんで有ろうと理解し
そのまま気にせず暮らしてきたが、つい最近ピタッと修まったので
逆にびっくりした。
というのは、この頃仏像にはまり、時代物の文殊菩薩などを買った。
そして銅鍍金の地蔵菩薩をネットで購入し、寝室に飾ると
書庫の小刻みな揺れ、夜中のラップ音も完全に無くなった。
空気の淀みも無くなった様な感じがした。
実際に、時々は怖いと思うことが有ったのだが、慣れとは
恐ろしいもので、そのまま暮らしてきた。
仏像等古い物は因縁が有ると言われるので購入したことがなかった。
こういう事も有るんだなと思い、毎日手を合わせている。
これで金運も良くなればいいんだが・・・。
これは実話であり、創作ではない。

<<地蔵菩薩>>
牧田秀雲師作、高岡銅器、高さ28センチ
銅製鍍金の美しい仏像である。
釈迦牟尼 が没し,弥勒菩薩が出世成道
するまでの無仏の五濁悪世にあって,
六道に苦しむ衆生 を教化救済する菩薩。
特に子供の守り神である。