銭湯ロマン 天神湯(中野)

JR中野駅から徒歩5分。
入り口は立派な唐破風である。入り口を入ると傘入れがある。今日は雨が降っていたので
傘入れに傘を入れ、キーを引き抜く。戸の前に姿見があり、こういう形式の銭湯は初めてで
ある。男湯の戸を開けると、昔の番台を逆さにしたような番台形式である。脱衣場に入って、
右側に洗面所がある。右手には21のロッカーが並んでいて、中央には浴場の入り口と平行
に28のロッカーの島がある。特筆すべきは、左手背後に坪庭があり、小さな池に数匹の綺麗な
鯉が気持ち良さそうに泳いでいる。しかし、一匹だけが背骨が曲がっているのは気になった。
背の高いのと低い石灯籠も庭の雰囲気を良くしている。
石灯籠がある。
浴場にはいると、左手に立ちシャワーが2基、そして4組のシャワーとカラン、角に座湯があり、
5点のポイントマッサージである。そのとなりには、銭湯赤外線の浅い湯、一番右側に深い湯に
7点座湯が2基あるが、湯温は熱めである。シャワー付きカランは左から4、片側の島カラン5、
もう一つ島カラン5+5、一番右の壁に6組ある。ここは、富士山のペンキ絵が立派であり、
本栖湖、18、3,27とサインがあった。ヨットが2隻浮かび、なかなかの景色である。
天井は、いわゆる、東京二段という形式である。
熱い湯に火照った身体を、庭に出て鯉を見ながら牛乳を飲む。冷たい風と牛乳の冷たさが
何とも心地よい。しかし、銭湯行脚をし始めて7㎏も太った。これはいかん、ビールを辛抱
するぞ。でも誘惑に弱いんだよな、これが。